2009-06-15

黒土三男監督の面接授業

昨日、今日と、映画「蝉しぐれ」の黒土三男監督の面接授業「映画の楽しみ」を
千葉学習センターで受けてきました。

楽しかった。
私が今まで学んできた、本だけの映画論に、肉を与え血を通わせてもらいました。

1個前のブログ記事に
出席だけで単位をくれる面接授業なんて、どうなの??
という類のことを書いたけれど、
この授業は、出席だけとか、そうじゃないとかいうことを超える内容でした。

夫と子供たちも、お留守番ありがとう☆

2009-06-12

チャンスと、甘くない勉強と


放送大学に復帰して、約8ヶ月。
子供を持ちながら、また勉強ができることに
心から充実と感謝の毎日、といってもウソじゃない。
また勉強の機会を与えてくれた放送大学には、本当に感謝しています。

ただ、勉強が甘いのには悩んでしまう。
通信と通学、日本と海外を比べてどうこう言うのは間違っているだろうし
放送大学の社会的な意義とか、色々な状況の中でも勉強を続けていらっしゃる
尊敬する人たちのことも知りながら、あえて書くのだけれど

アメリカで通ってた、ごくごく普通の州立カレッジでは
同じだけの単位を取るのに、放送大学の10倍勉強しなきゃ無理だった。
英語のハンディを除いたとしても。

その大学の人文系で一番楽だと言われた、美術史入門の授業では
図鑑みたいに大きくて800ページ以上ある教科書の半分と
これまた細かい字で300ページある、美術批評の教科書の全てを
1学期3単位の授業で全て終える。
この授業は試験が2回だけだったけど(だからレポートなしで楽って言われたんだけど)
放送大学の卒業研究くらいの論文を、学期の終わりに普通に書かされる授業もある。

専攻の分野によって、多少状況は違うにしても
それが大学の勉強だと思ってた。

そんなこともあって、やっぱり放送大学の量は寂しいし
教科書持ち込みで、教科書のどこに答えが書いてあるかを探すようなレベルの試験だったり
出席や簡単な感想だけで単位がもらえる面接授業だったりすると
何かもう、本当に色々な意味でびっくりしてしまう。

でも自分自身の問題として捉えれば、勉強って本当は、与えられるものじゃない。
求めて新しいところまで踏み込んでいく、自分自身の問題。

そうは思いつつ、やっぱり悩んでもいた最中
放送大学の、とある会に参加させてもらえることになって
語学の面でも、哲学を学ぶという面でも、ちょっと違う厳しい勉強ができるようになった。
ありがたい。

色々あるけれど
子育て中でも大学の勉強の機会を与えてくれる放送大学があったからこそ、こんなことも書ける。
そして、放送大学には、素晴らしい先生がたくさんいらっしゃって
放送、面接問わず、感動的な授業がいくつもある。

勉強ができるって、本当に幸せなこと。
チャンスを与えてくれたことに、心から感謝しよう。

2009-06-10

放送大学への要望、ちょいと実現?!


ココでつらつらと書いた、大学への要望。
ブログに書いたからというわけでは、勿論ないのだけれど
同じような声があったのか、私が知らなかったのか、最近になって変化に気づいたので、こちらで追記。

*全ての面接授業で、大学に直接提出する授業評価ができるようにしてほしい。
→たぶん私が知らなかっただけかも知れない。
先日千葉のセンターで初めて面接授業を受けた際、授業時間内に評価表が配られて、匿名でセンターに直接出せるようになっていました。
でも他のセンターでは、今までなかったんだよね・・・千葉だけ?

*閉講科目は前学期にわかるようにしてほしい。(取り損ねないように)
これは来学期から実現!
すでに放送大学のHPで公開されている、2学期の授業科目案内(注!PDF)に、09年2学期で閉講する科目の一覧が載っています。

*美学芸術論、表象、美術史関係の授業を増やしてほしい。
↑の閉講科目一覧に、芸術関係の科目がいくつかあった(06年開講のもの)
ので、新しく開講される(であろう)授業に期待大。
是非新しい内容の芸術科目をお願いします☆☆☆

*英語以外の外国語でも、中上級レベルの科目をつくってほしい。
これは授業では実現していないのだけれど、ある方に大学内の語学勉強会に誘って頂き
ありがたいことに、非常に高いレベルの勉強ができるようになりました。
感謝感謝!

学校の役員、放送&面接授業、勉強会の予習、家事、仕事。一日がホントにあっという間。
天気はどんよりと鬱陶しいけれど、私はカラッと頑張ろ!